野球部入部希望中3の母 様へ

同窓会会長の提橋(サゲハシ)と申します。
お問合せの件、以下の通りです。

柏原監督は東京都の職員ではありませんので、任期は未定です。
本人が辞任するか、学校長の判断、または教職員の決議があった時が、任期終了となります。

前山下校長から現小山校長に変わるとき、新校長の方針によって、柏原監督が辞めされられるかもしれないという危機感が野球部父母会に生じました。
「その時は、留任運動を行いますので、同窓会も支援してください」
と、父母会から同窓会に依頼がありました。

これが野球部父母会の真実の声です。

都立高校は統廃合の荒波にさらされています。
前山下校長は柏原監督という人材を得て学校改革にとりくみ今日の成果を得ました。
今日葛商が存在しているのは、この改革に成功したためだと、私はそれくらいに思っています。

野球部の活動は、学校教育の一環です。
勝負のみに徹するのか、人間教育の場でもあるのか。葛商野球部は後者の道を歩んでいると思います。
柏原監督の成果は葛商野球部を東京都の強豪校として名を広めたこともありますが、人間教育の成果が大きかったことはこの8年間の葛商の歴史がそれを物語っています。
野球部の活動は高校3年間ですが、生徒の人生は社会に出てからが本番です。柏原監督はそうした視点から教育を進めています。
事実、就職に際し内定が決まるのは運動部の生徒が早いといいます。(精神力、協力心、礼儀、感謝の心、等が評価されている)

昨年の東京都予選は第一回戦敗退でした(対日大桜丘戦)試合終了後、応援の人々に三年生部員が挨拶しましたが、立派な挨拶に私も同行された方もビックリしました。
これも柏原監督の教育の成果です。

今、都立高校は存続をかけて戦っています。
学校をアピールするには、メディアが大きく取り上げる野球部が一番。
どこの都立高校も野球部の活動に力を入れています。 練習が厳しいというのはどこの高校の野球部へ行っても同じだと思います。
社会に巣立って、試練に耐えられる人間をつくるという点に於いて柏原監督の教育を葛商が認めているから、今日も柏原氏が監督を務めています。

柏原氏は、都の職員ではありません。
身分の保障も、収入の保障もありません。
学校は部活推進校に認定されてついた予算の一部と同窓会の寄付金で報酬をまかなっていますが、その額はスズメの涙です。

うまく文章がまとめられませんが、私はお子様が葛商野球部に来られることを期待しています!

下記HPも参考にしてください。
荒川商業との練習試合
高校野球物語