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| 全部楽しい思い出になった●佐藤靖(37期生、元生徒会長) 楽しい思い出といえば、何といっても文化祭。
 私は生徒会役員だったので、一般の生徒よりもずいぶん前から準備を始め、当日も一番遅くまで残って、後片付けなどをしました。仕事量が多く、苦しい思いをしたり、ちょっとしたミスをすることもありましたが、全部楽しい思い出になってます。
 体育祭の応援合戦や後夜祭では女装して踊ったり、友人数人とマクドナルドのハンバーガーを100個ほど買い、苦しくて動けないほど食べてみたり、あの頃でしかできなかったことも、たくさんやりました。
 葛商にいた頃は何をやっても楽しかった。単純に「物事を楽しもうと思いながら行動していた」からだと思います。「楽しもうとする心」が良い思い出をつくる大切な要素なのでしょう。
 在校生の皆さん、つらく苦しいことも、まったく興味がないことも、楽しむ心を持ってチャレンジし、良い思い出をたくさん残して下さい。
 
  葛商のみなさんに「ありがとう」 ●江藤真弓(3年生、前生徒会長) 教室の中から見る窓の向こうは暖かく穏やかで、振り返ると、クラスのみんなが楽しそうに笑ってる。今日もにぎやかだ。
 「だらしがない」と先生に怒られたりするけれど、私たち葛商生は1つのことに対する強い執着心を持つことができる。私たちは決して、ずばぬけて頭が良いわけでもないし、スポーツも有名ではないかもしれない。
 でも、どこの誰にも負けない「気合い」を1人ひとりが持ちあわせている。どの学校行事にもカを入れ、みんなで頑張れるからこそ、言葉だけでは表現できないたくさんの思い出が全員の胸にある。
 たとえば文化祭や体育祭、修学旅行などの行事のとき、一度決めた後の行動力といったら、右に出る者はいないと思う。
 たとえば商業高校ならではのコンピュータを使う授業も、検定間近になると、嘘のように集中しはじめ、黙々とやっている。放課後も遅くまで残って、友人同士、先生方とも教えたり、教えられたり。1つのことに集中し始めると、いつもの様子からは想像できないくらいの力を発揮する。
 なにより仲間から、たくさんのものをもらった。それは「物」として形あるものではなく、私自身の「心」にあるものだ。友情という大きな存在が、どれだけ支えになったことだろう。支え合い、時に傷つけ合い、今では「親友」と呼べる友人もいる。
 そんな葛商生、また先生方に出会えて本当に良かった。今まで、いろんなことがあった。楽しいこと、つらいこと、苦しいこと、学校を嫌いになったときもあったけど、今の友人に、今の先生方に、そして、ここまで私たちを育ててくれた私たちの家族に心から「ありがとう」。
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