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その2  貨物専用「新金線」

  2001年2月    葛商七不思議(その1)続編

葛商七不思議(その1)として、葛商の西側を走る貨物線のことを書きましたが、実は、この貨物線(JR新金線)に客車を走らせる夢を抱いてる人たちが今もいるのです。再び、読売新聞江東版(平成12年3月14日)からご紹介しましょう。

●千代田区飯田橋にあるJR貨物本社の話
  「客車を走らすことは十分可能だと思います」と以外と楽観的な反応とのこと。
  同線を走る貨物列車は上下合わせて一日37本のみ。しかも、深夜や早朝の運行が中心だという。空いた時間を利用しない手はない。
  実はすでに客車は走っている。成田山への初詣で客や房総半島への観光客を乗せた臨時列車が、群馬や栃木から総武線へ抜ける絶好の近道で、昨年一年間に39本、今年もすでに30本走っている。

●地元自治会長を35年努めている葛飾区新宿の山勝清一さん(81)
  今の貨物線は町内の交通を分断しているだけで、沿線住民には何の益にもなっていない。せっかく複線分の土地があるのにもったいない。プラットホームだけの簡単な駅を作って安上がりにすればいい。

●細田在住の区議:新村秀男さん(51)
  貨物線は現在新小岩から亀戸、小名木川駅を経て越中島駅までつながっている。さらに南に1.5km伸ばせば、新木場で臨海副都心線に乗り入れが可能となる。同線は再来年にはJR大崎まで伸びる予定で、さらに埼京線に乗り入れる計画もある。
  「客車を江東区新木場まで走らせれば、金町から大宮までの環状ルートが出来る」

●実際、江東区では亀戸−新木場間の旅客線化が可能かどうか来年度本格検討することを決めている。同区の担当課長は「臨海副都心までつながれば利用者も増える。葛飾区が新金線の客線化本気で考えるのなら、ぜひ共同で計画を進めたい」とエールを送る。
  最大のネックは、交通量の多い水戸街道(国道6号線)の踏切で、さらなる交通渋滞を招くことことだ。

●鉄道に詳しい作家の宮脇俊三さん(73)
  東急世田谷線の例がある。
  路面電車の同線は環状7号線との交差点で、信号に合わせて電車のほうが止まる。「二両編成くらいの小回りの利く電車なら、十分可能なはず」
  敷かれたレールの上だけで考えるのでなく、多少「脱線」する柔軟性も必要な時代ではなかろうか。

=読売新聞=

新金線に客車が走って、葛商の前に駅が出来たら、今度は東側に正門があることが、葛商の「新7不思議」になるかもしれないですね。

(記者:4回生 根津 秀夫)


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