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    は じ め に   創立40周年を迎えて
  東京都立葛飾商業高等学校全日制は昭和37年(1962年)に開校し、このたび創立40周年を迎えることができました。この佳き日を迎えることができましたのは、創立当時から教育の充実・発展に多大なお心遣いとご支援を下さいました地元・葛飾区民の皆様や教育関係者、保護者、葛翔会の皆様、さらには歴代校長先生をはじめ、元教職員、そして1万6034人の卒業生の皆様のお陰と深く感謝致します。
  本校の前身は昭和23年(1948年)4月の学制改革に伴い創立された定時制課程独立枚の都立葛飾野新制高等学校新宿分校です。その後、金町分校、金町高校と校名を変え、昭和37年(1962年)に都立葛飾商業高校として新発足しました。
  昭和57年(1982年)には校舎の老朽化と地盤沈下に対応するため、旧校舎の全面改築が始まりました。昭和59年(1984年)、時代に即応した商業教育の機能を備えた立派な新校舎が完成、美的感覚と美的空間を配慮した教育環境へと一新しました。
  平成4年(1992年)には、時代の動向と社会の進展に対応するため、情報処理科を設置しました。
  現在1学年は商業科4クラス、情報処理科2クラスの2科6クラスからなり、基礎・基本を重視するとともに、専門性の深化を図り、自己教育力のある心豊かな職業人の育成に力を注いでいます。
  平成13年(2001年)には念願の35人学級となり、少々小ぶりではありますが、きめ細かな指導をより徹底して教育効果を上げています。特に「中途退学者の減少」「検定合格率の向上」「進路実現の充実」「問題行動の激減」などの成果に結びつきました。
  教育は未来に生きる子どもたちを育てる営みです。本校のあらゆる教育活動を通じて、「知性と意欲に富んだ、たくましい人間」「他人の痛みがわかり、相手の立場に立って考えられる心優しい人間」「夢とフロンティア精神を持つ人間」を育てたいと念願しています。
  40年という大きな節目の時を迎えて、草創の意志や願いを振り返り、葛飾商業高校の今後の行き方を確かめ、商業高校としての使命を果たしたいと決意を新たにしています。今後とも関係者の方々の変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
  40周年実行委員の皆様、記念誌に玉稿をお寄せいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
  平成15年1月吉日
校長 高橋久子

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